大投資時代の到来!今さら聞けない株式の基礎中の基礎

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皆さんこんにちは!
近年は一般の個人投資家、とくに若い世代が投資に目覚めてきているのかな、と感じることが多くなりましたが、皆さんの体感はいかがでしょうか。

もしかするとこの記事をお読みの方自体が若い方なのかも知れませんね。
さて、今回は投資における基礎中の基礎、『株式』について簡単に解説します。

数ある投資対象の中でも一際目を引くのがこの株式。
まずはこの記事でおさらいしていきましょう。

結論

株式とは株式会社が出資者に発行する証券のこと

はい!
いきなり「株とは何ぞや」が解決してしまいました。

が、タイトルは『基礎中の基礎』でありますので、初心者の方をここで見放すわけにはいきません。
まだピンとこない方もいらっしゃるかも知れませんので、その中身に触れていきたいと思います。

出資者と株式会社の関係


まず、会社・事業を立ち上げるためには大なり小なりお金が必要になります。
この必要なお金を資本金などと呼び、事業を立ち上げる本人、または第三者が資本金を出すことになります。
これを『出資』と言い、お金を出してくれた人を『出資者』と呼びます。

この点を踏まえた上で、株式会社が株式を発行する理由はひとつです。
それは、『出資を受け、お金を集めるため』です。
株式会社は新たに事業を起こすとき、また設備投資などで事業を拡大するときに、まとまったお金が必要になります。
このまとまったお金を出資者から集めた際にその証として株式を発行しているのです。

このような仕組みは1550年代のイギリスに始まり、利便性のある合理的な資金調達方法として全世界に広まることになります。

そして現在、インターネットの普及によって誰でも手軽に株式投資が可能な時代となりました。
例えば日本に居ながらにしてアメリカの会社に出資することが可能になった、ということです。

では、分明の利器を駆使までして株式会社に出資する意味とは一体何なのでしょうか?

株式を保有する意味


株式を発行することによって会社が得た資金は、通常の借入金などと違って基本的に返済の義務がありません。

その代わりに、保有している株式の数に応じて会社の経営に関われたり、会社の利益から分配される配当金を得ることができます。

また、会社の業績によっては株価が上昇する可能性もあり、これを売買することで利益を得ることもできます。

つまり、出資者になり、株式を保有することで配当を得たり、将来有望な会社の株を売買することで利益を得るということが出資するメリットであり、株式を保有する意味であると言えます。

また、このメリットを継続的に最大化していくことがいわゆる「投資をしている人」の目的になります。

どんな株式でも買えるの?


実は株式であれば世に存在する全てのものが自由自在に買えるかというとそうではありません。

私たちが通常売買できる株式は、「証券会社」を通じて「証券取引所」によって実際の売買がなされます。

つまり、一般の個人投資家が通常売買できる株式は「証券会社と証券取引所が取扱いをしている株式」になるのです。
上場をしていない企業の未公開株などは当然買うことができません。

ただ厳密には、通常と異なった手法で株式を取得する方法もありますので、あくまで「一般的には」というところで把握してもらえればと思います。

まとめ

さて、まとめです!
ひとことで株式について述べると、

株式とは、株式会社が出資者に発行する証券のことで、これを保有することで様々な利益があり、世界中で売買がなされている。

ということでした。
基礎中の基礎といった内容でしたが、いかがだったでしょうか?

ひとつを知ればまたひとつ知りたいことが増えてくるものです。
今後ともこういった解説記事を書いていきますので、株式・資産運用について皆さんの知識を広げる足がかりになれれば幸いです。

それではまた次回お会いしましょう!

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