さて今回のテーマは投資信託!
すでに資産運用に取り入れている方も多いかと思います。
初心者の方に特にお勧めされることが多い投資信託。
中身がわからないまま金融機関の勧めるままに購入しちゃってる・・・なんて方もいらっしゃるかも知れません。
今一度、投資信託についておさらいをしておきましょう!
目次
結論
概論をざっくりと理解していただけたところで、その仕組みがどのようになっているのか簡単に見ていきましょう。
意外と複雑?投資信託の仕組み
投資信託の仕組みについてですが、実は意外と複雑です。
購入する側からは中身が見えにくいため、知らない方も多いかも知れません。
運用自体は、投資信託運用会社が行うのですが、投資家との間に証券会社や銀行といった販売会社が仲介することで申込みを受けたり、分配金や償還金を支払ったりします。
また、申込金は直接運用会社が保管することはなく、信託銀行が運用会社の資産と区別して保管しています。
つまり、投資家とやりとりをする部門(販売会社)・資産を預かり資産運用を実際に行う部門(信託銀行)・運用の方針や実行を判断し命令する部門(運用会社)の三者が上手に連携することで成り立っているのです。
投資信託の値段、基準価格ってなに?
投資信託の値段のことを基準価格と言います。
株式でいうところの株価にあたりますね。
また、投資信託には口数があり、基準価格はこの口数が10,000口あたりの金額になります。
売買するにあたって、「基準価格20,000円の投資信託を20,000口購入する時に支払う金額は40,000円になる」ということです。
このように細かく口数を分けてあることで、小額から購入することができるため、株式に比べて売買しやすいというのがひとつの利点です。
特に投資初心者は、日本株を買う際に最小単位が100株であることに驚いたなんて経験もあるかと思います。
最近は、SBIネオモバイル証券などを筆頭に、単元未満株の取引ができる証券会社もありますので、少しメリットは薄れましたが、リスク分散などの観点からまだまだ活用する価値はあると思います。
プロの運用はタダではない
「自分の資産をプロの人たちが預かって運用してくれるなんて最高じゃん!」「投資初心者だから緊張してたけど大丈夫そう!」
なんて安堵してる方!
いませんか!?
私は皆さんに残酷な現実をお知らせしなければなりません…運用をしてくれる人はボランティアじゃない!(某キャラクターをマネしてすみません)
そうなんです。当然ご存知の方もいるとは思いますが、プロがタダで皆さんの資産運用を請け負ってくれるわけはありません。
手数料がかかります!
手数料は主に販売会社に支払う「購入時手数料」や先ほどの三者全てに払う「信託報酬」などがありますが、最近は販売手数料のかからないノーロードと言われる商品もあります。
プロ投資家でも絶対はない
さらに聞きたくないことその2になりますが、当然損失が生じるリスクがあります!
これは株式投資においても同じことですが、元本は保証されません。
いかにプロフェッショナルといえども投資の世界はとても厳しく、全ての投資を100%成功させることは不可能なのです。
皆さんは現在の状況と将来の目標、そして資産運用とそのリスクをバランス良くコントロールするように心がけましょう。
まとめ
投資信託はプロに資産を預けて運用してもらう金融商品である!
ということでしたが、手数料やリスクも含めてご理解いただけたでしょうか?
これからも資産運用の知識をともに高めていきましょう!