何も考えずにインデックス?初心者に推奨されるインデックス投資とは

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皆さんこんにちは!
さて、今回は最近よく耳にする『インデックス投資』について解説します。

「初心者はとりあえず米国インデックス投資さえやっとけばいい!」なんて言われていますが、「そもそもインデックス投資って?」というのが初心者の感想でしょう。

すでにご承知の方も多いでしょうが、おさらいしていきましょう。

結論

インデックス投資とはあるインデックス(指標)に連動させた資産運用する投資方法のことです。

この指標は、TOPIXやNYダウ、ナスダックなどに代表される株価指数が用いられることもありますし、債権やREITの指数を用いた金融商品などもあります。

インデックス投資のメリット


インデックス投資のメリットは様々ありますが、まず第一に挙げられるのは分散投資ができることです。

これはなぜかと言うと、先ほどの結論の意味を考えていただければわかりますが、例えばNYダウの指数に投資した際は、その指数がNYダウという市場全体の状態を表しているわけですから、N Yダウに上場している全ての銘柄に投資をしていることと同等であると言えるわけです。

どれかひとつの銘柄に集中投資をしてしまうと、当然その会社の業績によって株価が上下しますから、業績がとてもよければ大きな利益を得られますし、反対に業績がとても悪ければ大きな損失を被ってしまいます。

その点、インデックス投資は市場全体の指数に連動しているわけですから、ひとつの会社の業績に左右される度合いが低く押さえられてリスクの低減が図れる、というのがメリットになると同時に、短期間で大きく利益を得ることはできない、ということでもあります。

次にこのインデックス投資のすごいところはその成績です。
当然短期的な視点で見ると下降局面はあるのですが、長期的に見れば指数は上昇傾向にあることが分かります。

これはなぜかと言うと、この世界経済はこれまでずっと成長してきており、これからも資本主義社会である限りおそらくずっと成長をしていくからです。
世界の仕組みを覆らせるような余程の事が起きない限りは、長期の下降局面にはならないのではないかなと思います。

また、運用コストも比較的安価なものが多い傾向にあります。
これも投資信託を例にしますと、投資のプロが試行錯誤を繰り返しながら運用を進めるファンドと、指数に沿った運用を機械的にやっていくファンドでどちらがコストがかからないか一目瞭然ですよね。
このコスト差が信託報酬などの運用コストに大きく影響してくるため、インデックス投資の方が安く運用できるということなんです。

つまり長期的な投資をする上で、インデックス投資はローリスクで、長期的に着実に利益を得る確率が高いということになります。
このような性質が投資初心者にとって馴染みやすいことから「とにかくインデックス投資」なんて言われるんですね。

インデックス投資ができる金融商品


インデックス投資ができる金融商品は、投資信託、ETF、株価指数CFDなどがあります。

ETF(Exchange Traded Fund)とは上場投資信託のことです。

投資信託は、通常売買をする際に取引を仲介する銀行や証券会社を経由するため、注文された売買が確定するまでのタイムラグが発生したり、そのために価格がリアルタイムで分からなかったりしますが、このETFは上場された投資信託のため、株式と同じように売買が可能です。

CDF(Contract For Difference)とは差金決済取引のことで、株価指数や金、原油といった様々な商品が取引できますが、この取引では実際の商品のやり取りはなく、取引で生じた差額をやり取りすることになります。

日本ではポピュラーなFXもこのCDFの一種で、外国為替版と説明すると分かりやすいと思います。

まとめ

今回はインデックス投資とインデックス投資ができる金融商品について解説しました。
ひと口にインデックス投資といってもその種類は多種多様でどれを選んで良いのか分からない部分もあるかと思います。

機会があれば私のオススメをご紹介したいと思いますので、初心者の方はまずはゆっくりと知識を養うところから着実に進めていきましょう!

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