こんにちは!クラウドです。
通勤や休日のドライブ、お散歩の最中で偶然このような場面に遭遇することがしばしばあります。
動物の亡骸や落下物など、時にはそのまま放置するには危険を感じるものが落ちていることもあるでしょう。
とくに大通りなどではこのようなケースで自分自身が第一発見者になることは稀で、大半はすでに通報がなされていたりして、自ら通報する機会はあまりないかも知れません。
ただ、もしも人通りの少ない道でこんな場面に遭遇したら・・・
不安に思う方もいらっしゃるかと思います。
今回はこのような場合にどうしたらいいのか、じっくりと解説していきたいと思います!
目次
結論 最寄りの役所や役場に連絡しましょう
「えっ?どんな道路でも役所とかでいいの?」
と思われる方も多いかもしれません。
実は対応してもらえる窓口はいくつかあり、詳しい方は状況に応じて通報や問い合わせ先を適宜変えることもありますが、今回は皆さんが自身の生活圏で、自ら通報するケースを想定してこの結論を推奨しています。
理由は後ほど触れますので、まずは解決までの手順について解説します。
一般的な通報先 ⇨『道路緊急ダイアル』
国土交通省が周知している一般的な通報先には、「道路緊急ダイアル(♯9910)」というものがあります。
道路を利用する人が道路の異状などを見つけたときに、直接道路の管理者に通報できるようにすることや、通報を受けた道路の管理者が迅速に対応して安全を確保することを目的に設置してあります。
緊急通報は、道路上のポットホール(穴)や舗装の痛み、落下物、路肩の崩壊といった道路の損傷などを対象として、24時間無料で受け付けていますので、通報先のひとつとして覚えておくと良いでしょう。
道路緊急ダイアルの注意点
道路緊急ダイアルで通報をする場合には注意点があります。
そのひとつは位置を特定するために付近の目印を把握しておく必要があることです。
電話で場所を伝える場合、なかなか相手に伝わらないということがしばしばあります。
通報者は現場の近くにいるために周囲の状況がイメージしやすいですが、相手側は通報者の話す情報のみに頼ることになりますので、このようなときに誰もが知っているような建物や構造物が目印となります。
通報をする際には一度周囲を見渡して状況を把握することをオススメします。
通報を円滑に進める要素
道路の異状を通報する際、実は通報の受け手によって話の伝わり方が違うことがあります。
それは「通報の受け手が現場付近を知っているかどうか」という点の差です。
これは、考えてみると当然の話ではあるのですが、周辺の視覚的な情報に詳しい人であれば、通報者からの情報でその場のイメージが湧きやすく、またそのイメージをもとに通報者とのやり取りも円滑に進みやすいということになります。
言いたいことやこちらの意図が伝わらないというのは思っている以上にストレスを感じます。
そのため、できるだけ「現場に詳しい人」に通報をすることがストレスや通報の煩わしさを感じにくくすることができますし、結果として通報者の満足度も高い結果になりやすいのです。
これが冒頭で「役所や役場」に通報をオススメした理由になります。
解決までの手順
さて、一般的な通報先については解説をしましたが、ここからは先ほど結論で述べた方法について解説します。
この手順に入る前に、まずは自身の安全確保を最優先で行う点も忘れないようにしましょう。
1.役所に電話をかける
自治体の代表番号に電話をかけると自治体によって直接部署につながったり、交換手につながったりしますが安心してください。
『道路を管理する部署に・・・』『道路上に落下物が・・・』と伝えると担当の部署につないでくれます。
2.起こっている異変を伝える
道路上に何が落ちているのか、また、道路上に何が起こっているのかを伝えましょう。
特に危険物が落下している場合には事故などの原因にもなりますので、注意が必要です。
3.道路の路線名や近くの目印になる建物が分かれば伝える
どこに落下物があるのか正確な場所が伝わるように周囲を確認しましょう。
目印となる建物などが分かればなお良いです。
以上です。
思っていたより簡単に感じた方も多いかもしれませんが、あとは担当者が必要な対応を講じてくれます。
対応までの時間について
連絡後どれくらいの時間で対応をしてくれるのかは気になるものですが、これについては残念ながら状況による、としか言えないようです。
連絡を受けた担当部署は巡回をしているパトロール部隊に対応を指示するか、直接担当者が出向いて対応することになります。
いずれにしても移動距離などの条件によって対応までには時間がかかるケースもありますので気長に待ちましょう。
国道だけど役所や役場に電話していいの?
政令指定都市など例外もありますが、基本的には国道・高速道路の指定区間は国土交通省、その他の国道・都道府県道の管理は都道府県、市町村道は市町村が管理することになっています。
道路の管轄が分かれば管理者に直接連絡することが望ましいですが、道路の管理者がどこなのか意外と分からないケースが多いものです。
もし管轄の違うところに連絡をしたとしても、取り次ぎをしてくれたり、正確な連絡先を教えてもらえますので気兼ねなく連絡をしましょう。
最後に
道路上の落下物についてお悩みは解決できたでしょうか?
これからも皆さんに有益な情報を提供できるよう心掛けていきたいと思います。